インテルは2014年10月、Linuxが動作するモジュール型コンピュータ「Edison」を発売しました(写真1)。Edisonモジュールは3.5×2.5cmという極小サイズのカードに500MHzで動作するAtom(コードネームSilvermont)ベースのSoC(デュアルコア)と1Gバイトのメモリー、4GバイトのeMMC(組み込み用SDカード)ストレージ、Wi-Fiインタフェースなどを集積した製品です。
本稿ではEdisonを使った開発キットのうち「Intel Edison Kit for Arduino」の利用例を紹介します。I2Cに対応したLCDを取り付けて文字を表示させてみましょう。