特定非営利活動法人itSMF Japanでは、設立10周年の節目に当たり、日本におけるITサービスマネジメントの普及状況を調査するために、2014年に「ITサービスマネジメント実態調査」を行った。その結果を踏まえて、「ITサービスマネジメントの現状と今後のあるべき姿」について解説する。
連載
IT運用の王道、ITILは日本に根付いたか
目次
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[5]ITサービスマネジメントの今後
デジタルビジネス時代を迎え、ITILのプロセスはどう活用できるのか。モバイル、ソーシャル、ビッグデータ、クラウドといった新しい利用形態を前提としたデジタルビジネス時代において、サービスを管理するために必要なITサービスマネジメントの変革について展望しよう。
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[4]オペレーション自動化で余力得る
前回は「ITIL 2011 edition」の書籍から、「サービスストラテジ(SS)」「サービスデザイン(SD)」「サービストランジション(ST)」の3冊をピックアップし、今後のIT部門の役割についてヒントを探った。今回は、「サービスオペレーション(SO)」を用い、さらに考察を深める。
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[3]クラウド時代のIT部門の役割
前回までに、itSMF Japanが実施した「ITサービスマネジメント調査結果」を基に、日本におけるクラウドサービスやITILの活用状況や期待することを俯瞰。クラウドを本格活用するうえで、最新の「ITIL 2011 edition(以下、ITIL 2011)」を利用し戦略的な視点、全体最適なIT投…
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[2]クラウドで重み増すITIL
ITサービスマネジメント実態調査に基づき、クラウドコンピューティングとITサービスマネジメントの動向をひも解く。
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[1]ITILを「知っている」企業は7割
itSMF Japanは「ITサービスマネジメント実態調査」を行った。この結果に基づき、日本でのITILの認知度や、活用度合などを解説する。
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