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戸田覚の読みごたえ重視の超辛口レビュー

2週間使い込んで分かったiPad Pro 10.5、スペックで語れない進化ポイントが随所に

戸田 覚=ビジネス書作家 2017/06/30 ITpro

 iPad Proの新モデルが登場した。従来は9.7インチだった液晶サイズが10.5インチへと大型化しているのが最大の特徴だ。持ちやすさやポケットへの収まりを重視するスマートフォンとは違い、タブレットは多少のサイズの差ならあまり気にせずに利用できる。その上で、画面が少しでも大きくなれば使い勝手が増すことは疑う余地がない。実際に購入して、使ってみた感想を中心にまとめていこう。

 とはいえ、画面サイズが若干大きくなった程度では、あまり魅力を感じない人も少なくないだろう。そもそもデザイン自体はほとんど変わっていないので、目新しさには欠けている。僕自身は即購入したのだが、単なる画面サイズの差だけだったら買わなかった。スペックで語られている以外にも使ってみて分かった進化ポイントが少なくないので、詳しく掘り下げたいものだ。ということで、久々にフルモデルチェンジしたiPadを長文レビューしていく。2週間ほど使い込んだ感想をガッツリお届けする。

新登場のiPad Pro 10.5インチモデル。(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

額縁が狭くなったのは朗報だ

 上の写真を見ていただくと分かるように、基本的なデザインは変わっていない。アルミ製のボディで一世を風靡(ふうび)したiPadだが、いまやアルミボディのタブレットなどいくらでもある。これから大胆に変化するなら、カーボンやセラミックを使うなど、素材から変更しないと難しそうだ。もちろん、薄さもそろそろ限界だと思う。

 旧モデルと比べると、明らかに変わっているのが左右方向の額縁の細さだ。一目でスマートになっていることが分かるのはとてもうれしいポイントだ。

 タブレットの中で最高級モデルと言えるiPadが、いまだに額縁が太かったのは僕自身も残念な印象を抱いていただけに、ようやく溜飲を下げた。とはいえ、実はiPadが常に最先端というわけでもない。「ダイレクトボンディング」の採用もやや遅かったのだ。製造台数が多いために簡単に新機能を採用できないのだろう。

 ディスプレイサイズが大きくなったものの、額縁が細くなっているので全体的には少し大きくなった程度だ。しかし、額縁が細くなったことで、やや持ちにくい印象を抱く人もいそうだ。特にこれまでのiPadを使っていた人は、指が画面にかかってしまいそうで気になるだろう。これは、慣れの問題だ。僕自身2週間ほど使い込んだら、全く気にならなくなった。

 ひとたび狭額縁のデザインに慣れてしまうと、額縁が太いタブレットを使う気になれない。デザインの良しあしは当然だが、どうも無駄な荷物を持ち歩くような気がしてならないのだ。例えば、鞄の間仕切りの中に入れる際にボディが当たると、「無駄な額縁がなければ」と思ってしまう。スマホから大画面テレビまで、額縁の細さはトレンドになっている。

旧モデルのiPad Pro 9.7(左)に比べると額縁が狭くなっていることがよく分かる。
[画像のクリックで拡大表示]

やや設計に古さを感じる部分も

 あくまでも僕個人の印象だが、iPadはそもそも上質なデザインだし、無駄な凹凸などもできるだけ排除している。それもいいのだが、せっかくのフルモデルチェンジなのに、ボディに先進性が感じられないのはいかがなものかと思う。ボディのエッジをダイヤモンドカットで仕上げているのも新しさを感じない。もう、見慣れすぎてしまったのだ。

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