調査対象644社のうち、具体的な予定がある企業を含めて、スマートフォンを業務に利用している企業は42.1%、タブレット端末を利用している企業は50.0%だった。スマートデバイスの業務利用は定着したと言える。

 一方で、1社当たりの利用台数はスマートフォンが2013年の238台から198台に、タブレット端末が164台から162台へとそれぞれ減少した。特にスマートフォンの減少傾向が目立つ。小規模での利用も含めて、利用企業の裾野が広がった影響が現れた可能性がある。