前回取り上げたNTTドコモに続き、2015年10月8日、ソフトバンクが冬モデルの新商品発表会を開催した。今回の発表会では、これまでの「ソフトバンク = iPhone」のイメージを覆し、米グーグルと組んでAndroidを大きく取り上げたことが注目を浴びた。
2008年に「iPhone 3G」を日本で発売して以来、ソフトバンクは孫正義社長が先頭に立ってiPhoneをアピールしてきた印象が根強い。iPhone 6sの販売も順調に推移しているというソフトバンクが、なぜAndroidの拡充を進めるのだろうか。
今回はソフトバンクの発表会を振り返りながら、2015年冬のトレンドを展望してみたい。