10月22日、日本マイクロソフトがタブレットPC「Surface」シリーズの発表イベントを開催し、すでに米国で発表していた最新モデル「Surface Pro 4」と「Surface Book」を日本でも発売することを明らかにした。
注目は、マイクロソフト初のノートPCとなる「Surface Book」だ。1985年に最初のバージョンが登場したWindowsの歴史において、マイクロソフトはOSの提供に徹してきた。だが、Windows 8と同時にタブレット市場を切り開くべく、Surfaceシリーズを投入。そしてWindows 10では、ついにノートPC分野に進出することとなった。
いったいマイクロソフトの狙いはどこにあるのか。今回は、日本で2016年初頭に登場するこのSurface Bookの位置付けを考察する。