ヤマダ電機が2015年11月28日に発売した「EveryPhone」は、国内最速の店頭発売を実現したWindows 10 Mobileスマートフォンだ(関連記事:ヤマダ電機が「EveryPhone」の詳細を発表、大手キャリアにできないWindowsスマホに参入写真1)。

写真1●ヤマダ電機の「EveryPhone」
写真1●ヤマダ電機の「EveryPhone」
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 特徴は、国内におけるWindows 10 Mobile機としては最大の5.5型ディスプレイを搭載している点。Bluetoothキーボードやマウスと組み合わせることで、Officeアプリの快適な利用が期待できる。今回はこのEveryPhoneの使い勝手をレビューしていく。

持った瞬間に分かる薄さと軽さが特徴

 EveryPhoneの5.5型という大画面から、重たいスマホを連想するかもしれない。だが、その見た目に反してEveryPhoneは薄型軽量だ。本体厚は6.9mm、重さは138.6gで、同クラスの画面サイズのAndroidスマホやiPhone 6s Plusと比べても大幅に軽い。手に取るたびに軽さを実感できる。

 画面表面も滑らかな手触りだ。安価なスマートフォンでは滑りが悪く、いかにも安っぽく感じる機種もある。毎日のように操作する部分だけに、触り心地の良さは重要なポイントだ。本体背面にもガラスを採用する(写真2)。

写真2●本体背面にもガラスを採用
写真2●本体背面にもガラスを採用
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 「戻る」や「スタート」などのボタンなどはソフトウエアで実装する。画面内に表示するため、ハードウエアボタンと違っていつでも押すことはできないが、ゲーム中に誤操作がないというメリットはある(写真3)。

写真3●スタートボタンなどはソフトウエア実装
写真3●スタートボタンなどはソフトウエア実装
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