社内に蓄積するログなどの大容量データ、いわゆるビックデータをリアルタイムに近い状態で分析するニーズが先進企業の間で出てきた。このようなニーズに応えるには、従来は大掛かりなシステム投資が必要だった。しかし現在はパブリッククラウドを活用することで、初期コストを抑えて構築できるようになっている。

 そこで大手企業の採用実績が豊富なAmazon Web Services(AWS)のサービスを活用し、リアルタイムに近いレスポンスで分析できるビッグデータ基盤を構築するためのポイントを解説する。