【注意】記事中のソフトウエアの画面や操作は、記事執筆時点のバージョンのものです。最新バージョンでは異なっている場合があります。

アプリ全体を管理する「AndroidManifest.xml」

 続いて、「AndroidManifest.xml」というファイルについて説明しましょう。このファイルは、アプリケーションの名前やアイコン、対応するAndroidのバージョン、起動時に実行するActivity(画面)、アプリケーションが利用する機能(例えば、ネットワークやカメラなど)といった様々な項目を設定するものです。

 ここでは、プロジェクトを作成するときに生成されたAndroidManifest.xmlを参照しながら、定義されている内容を見てみましょう。ProjectビューでAndroidManifest.xmlをダブルクリックしてください(図10)。すると、リスト1のように記述されています。

図10 ●AndroidManifest.xmlをダブルクリックして中身を確認する
図10 ●AndroidManifest.xmlをダブルクリックして中身を確認する
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リスト1 ●AndroidManifest.xmlの内容
リスト1 ●AndroidManifest.xmlの内容
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 XML形式なので、構造化されたコードになっています。(1)では、パッケージ名を指定しています。「package="com.nikkeibp.nsw.mysampleapplication"」以外はお決まりの構文です。