【注意】記事中のソフトウエアの画面や操作は、記事執筆時点のバージョンのものです。最新バージョンでは異なっている場合があります。

アプリをエミュレータで動かす

 Android Studioを使ってプロジェクトが作成できたら、次はエミュレータでアプリケーションを実行してみましょう。

 先ほど作成した「MySampleApplication」プロジェクトは、画面上に「Hello world!」と表示するアプリケーションがあらかじめ構築されています。まずは、このアプリケーションをエミュレータで実行してみましょう。

 Android SDKには、作成したアプリケーションを簡易的にテストできるエミュレータが付属しています。作成したアプリケーションを広く一般に配布するには、もちろん実機での検証が必要です。しかし、検証用の実機を持っていない人もいるでしょう。アプリケーションが動くかどうかという簡易的なテストであれば、エミュレータを使って可能です。

 Android Studioのツールバーにある、右三角ボタンが実行ボタンです(図8)。これをクリックすると、実行するデバイスを選択する画面が開きます(図9)。実機を接続している場合は、上に表示される一覧でデバイスを選びましょう。「Launch emulator」を選択すれば、あらかじめ用意されているエミュレータを利用してアプリケーションを実行できます。

図8 ●ツールバーにある実行ボタンをクリックする
図8 ●ツールバーにある実行ボタンをクリックする
[画像のクリックで拡大表示]
図9 ●実行するデバイスの選択画面。エミュレータを起動する場合は「Launch emulator」を選んで「OK」を押す
図9 ●実行するデバイスの選択画面。エミュレータを起動する場合は「Launch emulator」を選んで「OK」を押す
[画像のクリックで拡大表示]