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「環境変数」にパスを設定する

 Windowsでは、JDKをインストールした後に、「環境変数」にパスを設定しなければなりません。この作業は一般に「パスを通す」などと表現されます。ここでは、Windows 8.1 の64ビット版を例に解説していきましょう。

 まず、コントロールパネルで「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの詳細設定」を選択(図9)。「システムのプロパティ」画面で「環境変数」ボタンをクリックし(図10)、環境変数の設定画面を表示します(図11)。ここで、ユーザー環境変数にある「新規」ボタンをクリック。開く画面で変数名を「JAVA_ HOME」と入力し、「変数値」にJDKをインストールしたフォルダー( 標準では「C:\Program Files\Java\j dk1.8.0_xx」など)を指定します(図12)。「OK」ボタンを押すと図13のように新しい変数が作られます。

図9 ●コントロールパネルで「システムとセキュリティ」→「システム」とたどり、左にある「システムの詳細設定」をクリックする
図9 ●コントロールパネルで「システムとセキュリティ」→「システム」とたどり、左にある「システムの詳細設定」をクリックする
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図10 ●「システムのプロパティ」画面が開いたら、「環境変数」をクリック
図10 ●「システムのプロパティ」画面が開いたら、「環境変数」をクリック
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図11 ●「環境変数」ダイアログの上側にある「○○のユーザー環境変数」の欄で「新規」ボタンをクリック
図11 ●「環境変数」ダイアログの上側にある「○○のユーザー環境変数」の欄で「新規」ボタンをクリック
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図12 ●変数名の欄に「JAVA_HOME」と入力。変数値の欄にJDKをインストールしたフォルダーのパスを入力して「OK」を押す
図12 ●変数名の欄に「JAVA_HOME」と入力。変数値の欄にJDKをインストールしたフォルダーのパスを入力して「OK」を押す
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図13 ●ユーザー環境変数の一覧に「JAVA_HOME」が追加されたのを確認。もう一度「新規」ボタンをクリックする
図13 ●ユーザー環境変数の一覧に「JAVA_HOME」が追加されたのを確認。もう一度「新規」ボタンをクリックする
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