■Windows

at 実行時刻 [/every:日付か曜日]
[/next:日付か曜日] コマンド

■Mac
at 実行時刻

 Windowsで指定時刻に自動実行を行うにはatコマンドを使います。日付や曜日も指定でき、省略した場合には当日の時刻で予約されます。atだけだと予約一覧が表示されます。

 /every:で日付を登録すると毎月のその日、曜日を登録すると毎週のその曜日になります。/next:は、次に来るその日付や曜日の指定です。曜日の指定には英単語、もしくは曜日の頭文字(M、T、W、Th、F、S、Su)を使います。例えば「/ every:M,W」は「毎週月曜日と水曜日」という意味になります。なお、Windowsのatで実行するのがコマンドの場合には、実行するコマンドの頭に「cmd /c」を付ける必要があります。

 一方、Macではatコマンドを実行すると、コマンドの入力モードになります。実行したいコマンドを入力してCtrl+dを押すと、ジョブが登録されます。ただ、Macで時刻による自動実行を行うには、atrunというサービスを起動する必要があります。atqコマンドでは予約一覧が表示されます。

実行例

■Windows
at 22:55 cmd /c copy ¥test1¥a.txt¥test1¥b.txt ―― 22時55分にファイルをコピー

■Mac
at 14:05 ―― 14時5分にファイルをコピー