■Windows

more [/オプション] ファイル名

主なオプション
/s 連続した空行を1行に圧縮して表示


■Mac
less [/オプション] ファイル名

主なオプション
-e 最後まで表示したら自動終了

 長いテキストファイルなどをtype(Windows)やcat(Mac)で表示すると、表示が流れていってしまい、確認しずらいことがあります。そんなときに使うのがmoreコマンドです。WindowsにもMacにもありますが、Macではmoreを改良したlessの方がよく使われます。

 moreやlessを使うと1画面ごとに表示が止まります。スペースを押すと次の画面が表示され、qを押すと終了します。lessではbを押すことで前の画面に戻れます。

 moreやlessは他のコマンドの出力を1画面ずつ表示するフィルタとしても使えます。画面出力を行うコマンドの後に「|」(パイプ)を付け、その後にmoreもしくはlessを指定します。

実行例

■Windows
more help_more.txt ―― help_more.txtの内容を1画面ずつ表示

[画像のクリックで拡大表示]

■Mac
less man_less.txt ―― man_less.txtの内容を1画面ずつ表示

[画像のクリックで拡大表示]