treeはディレクトリ構造をツリー状に図示してくれるコマンドです。Windowsには標準で用意されていますが、Macは標準では持っていません。fオプションを付けることで、ディレクトリに加えて、ディレクトリに含まれるファイルも表示されます。また、表示の際の罫線はデフォルトでは2バイトのグラフィック文字ですが、aオプションを利用することで、ASCII文字の「+」「-」「|」で表示されるようになります。

 Macでtreeコマンドをを利用するには、外部のプログラムをインストールする必要があります。Mac用のパッケージシステムである「MacPorts」をインストールし、「sudo port install tree」とすることで、treeが組み込まれて利用できるようになります。

■Windows

tree [ディレクトリ名] [/オプション]

主なオプション
/f ディレクトリに加えファイルも表示
/a 罫線をASCII文字で表示

実行例

■Windows
tree ――カレントディレクトリの内容を表示