「脱ノイマン」「データセントリック」「ニューロモーフィック」…米インテルのx86プロセッサを軸とするPCアーキテクチャーから脱却し、新たなコンピュータ・アーキテクチャーの構築に挑戦する人々を紹介する。
連載
コンピュータ・アーキテクチャー新潮流
目次
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サービスの差異化はハードウエアで、ドワンゴの挑戦
「日本最大級の動画サイトニコニコ動画を中心とした「niconico」を支える配信システムのハードウェアによる高速化を行っていただきます。」ドワンゴは2014年11月、こんな職務内容で、FPGAを使った回路設計の経験があるハードウェアエンジニアを募集した。実際、2015年4月時点で既に10数人のハー…
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100倍高速なメモリーを独自開発、異色ベンチャーの野望
プロセッサも、メモリーも、サーバーも、自分たちで作る――。高度に分業化が進んだコンピュータ業界において、国内ベンチャーのPEZY Computing(以下、PEZY)の取り組みは明らかに異端だ。異端であるだけに、これまでのPC(パソコン)アーキテクチャーの限界を打破する、新たなコンピュータの姿を見…
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米IBMに聞く「データ・セントリック・システム」の正体
米オークリッジ国立研究所は2015年4月15日、次世代スーパーコンピュータ「Summit」の導入計画を明らかにした。2017年までに導入し、2018年から運用を始める。Summitは、米IBMの次世代CPU「POWER9」と、米エヌビディアの次々世代GPU「Volta」で構成するスパコンだ。ピーク…
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インテルが買収を検討した米アルテラに聞く、FPGAが人工知能に最適な理由
PCサーバーはこれまで、半導体の集積度が2年で倍になるという「ムーアの法則」に従い、年を追うごとに処理速度や省電力性能を飛躍的に高めてきた。このためIT企業は、ひとたびサービスを成功させて市場を寡占すれば、黙っていてもインフラコストが低下し、その利益を享受できた。だが、その状況が終わりつつある。C…
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