佐野正弘が斬る!ニュースなアプリの裏側
目次
-
進化した「iOS 10」から見える、アップルの新たなライバル
米アップルは6月13日(現地時間)、開発者向けイベント「WWDC16」を開催した。今年も様々な新発表があったWWDCだが、中でも注目されるのは、iOSの新バージョン「iOS 10」である。SiriのAPI公開や、メッセンジャーアプリの大幅なアップデートなど、様々な機能強化がなされたiOS 10から…
-
ソフトバンクグループが「パズル&ドラゴンズ」のガンホー株を売却した理由
2016年6月3日、ソフトバンクグループはスマートフォン向けゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」などで知られるゲームベンダーのガンホー・オンライン・エンターテイメントの株式を売却し、ガンホー側がそれを公開買い付けで取得することを明らかにした。なぜ、ソフトバンクグループはガンホー株を手放すに至ったのだ…
-
「スマートフォンでVR」はVRの利用を広げるのか
米グーグルがAndroid向けの仮想現実(VR)プラットフォーム「Daydream」を発表するなど、スマートフォンを活用したVRの取り組みが加速している。VRヘッドセットなどハード面での取り組みが急速に進む一方、スマートフォン性能の低さによるVR体験の質の悪さを懸念する声もある。スマートフォンによ…
-
PepperのAndroid対応で生じるメリットと懸念
ソフトバンクロボティクスとソフトバンクは2016年5月19日、同社のロボット「Pepper」をAndroidに対応させると発表した。Androidへの対応によって、Androidの豊富なアプリ資産が利用できるほか、多くのAndroid開発者がPepperのアプリを開発できるようになるため、アプリ開…
-
NTTドコモの成長を支える「dマーケット」の強みと弱み
NTTドコモの業績回復を支えるスマートライフ事業の中でも、主力サービスとなっている総合オンラインサービス「dマーケット」。「dTV」「dマガジン」などのヒットで人気と売り上げを高める一方、課題も少なからず見られるようだ。NTTドコモの成長を支えるdマーケットの強みと弱みについて考えてみたい。
-
なぜIngressは東日本大震災の被災地支援を続けているのか
スマートフォンの位置情報を活用したゲーム「Ingress」を運営する米ナイアンティックは、2016年4月15日から5月31日にかけて、東日本大震災で大きな被害を受けた福島・宮城・岩手各県の沿岸部への訪問を促す「Initio Tohoku Mission」を実施している。同社が東日本大震災の被災地支…
-
ヤフーが「Yahoo!マネー」で電子マネーに参入、恩恵を受けるのは誰なのか
ヤフーは4月19日、同社のオンライン決済サービス「Yahoo!ウォレット」を拡充し、銀行口座から決済代金が引き落とされる「預金払い」と、電子マネーサービス「Yahoo!マネー」を提供すると発表した。これまでクレジットカード払い重視の姿勢を取り続けてきたヤフーが、電子マネーサービスに力を入れるように…
-
裏目に出たLINEの災害施策、改めて大規模災害時の連絡手段を考える
4月14日から16日にかけて熊本県を中心に発生し、大規模な被害をもたらした「平成28年(2016年)熊本地震」。その熊本地震を巡って、LINE社が打ち出した「LINE Out」を10分間無料で利用できる施策が、被災地にかえって迷惑をかけることになると問題視される騒ぎになった。大規模災害時、被災地の…
-
ソフトバンクのものづくり支援プラットフォーム「+Style」はIoTハード開発を盛り上げられるか
ソフトバンクは2016年3月30日、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)製品など、企業のものづくりを支援する消費者参加型のプラットフォーム「+Style」の提供を開始した。クラウドファンディングだけでなく、企画からの支援や、自社流通網を生かした販売・マーケティング支…
-
マイクロソフトやフェイスブックが力を入れる「チャットボット」の可能性
米マイクロソフトや米フェイスブック、LINEなどが、メッセンジャーアプリで動作する「チャットボット」を開発しやすくする仕組みやプラットフォームの提供を相次いで発表している。なぜ、チャットボットが急速に注目を集めるようになったのだろうか。
-
LINEモバイルによるMVNO参入にとどまらない、明らかになったLINEの“総取り”戦略
LINEは2016年3月24日に事業戦略発表イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」を開催し、LINEの新戦略を発表した。「LINEモバイル」によるMVNO参入が大きな注目を集めたが、新サービス全体から見えてくるのは、LINEがスマートフォンに関する全ての要素を総取りしたい…
-
「通話定額」の実現はMVNOの音声通話に対するユーザーの意識を変えるか
これまでキャリアのみが提供していた通話し放題サービス。だが今年に入り、MVNOとして通信事業を展開する楽天やプラスワンマーケティングなどが通話定額を実現するサービスを相次いで投入。通話サービスの充実を図り一般ユーザーを取り込むMVNOが増えたことで、データ通信に重点を置く事業者が多いMVNOの意識…
-
2020年のスマートフォンアプリ市場はどうなる? App Annieのデータから読み解く
スマートフォンアプリの市場データや分析ツールなどを提供しているApp Annieは、2020年のアプリ市場予測や、2015年のトップパブリッシャーなどの情報を公開した。これらの情報から、今後のアプリマーケットの傾向を読み解いてみる。
-
ゲームアプリに力を入れ始めたNTTドコモ、果たして成果は出せるのか
NTTドコモは2016年3月1日、スマートフォン向けゲームアプリ「Heaven×Inferno」の発表会を実施した。携帯電話のネットワークや端末を提供するNTTドコモが、ゲームアプリの発表会を実施すること自体、不思議な印象がある。なぜ同社はゲームアプリに力を入れ始めたのだろうか。
-
MWC 2016でスマートフォンメーカーが周辺機器のアピールに力を入れる理由
今年のMobile World Congress 2016の傾向を見るに、主役はスマートフォン本体というよりも、周辺機器にあったと言える。なぜ、スマートフォンメーカーが周辺機器に力を入れるようになったのだろうか。
-
なぜスマートフォンメーカーのHTCがパソコン向けの「HTC VIVE」でVR事業に参入したのか
ここ最近関心が高まっているのが、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いた没入間の高いVR(仮想現実)。その市場に「HTC VIVE」で参入しようとしているのが、スマートフォンメーカーとして知られるHTCだ。なぜ、スマートフォンメーカーがVR市場に参入しようとしているのだろうか。そしてHTCは、…
-
低価格スマートフォン向けプロダクト「ARATAS」に見るビジネスの環境変化
ニフティなどの出身者らが立ち上げたベンチャー企業のグートが、低価格のスマートフォンメーカーと連携してスマートフォンのデザインやプラットフォームを手掛けるという、従来とは異なるアプローチのビジネスを展開しようとしている。ハードウエアやアプリを自身で直接手掛けないスマートフォンビジネスが出てきている理…
-
期待のContinuum対応機種の登場で新たな課題が浮かび上がるWindows 10 Mobile
これまでローエンドモデルが多く、目玉機能の「Continuum」が利用できないことが懸念とされてきたWindows 10 Mobileスマートフォン。だが最近になって、トリニティの「NuAns Neo」やVAIOの「VAIO Phone Biz」など、Continuum対応の端末が登場したことでそ…
-
法人向け販売を加速するPepperの期待と課題
発売開始以降好調な販売を継続しており、今なお高い注目を集めているソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」。導入に積極的な法人向けの需要を開拓するべく、イベントを開催するなどしてアピールを進めているが、定着には課題も少なくない。1月27日〜28日に開催された法人向けのPepper関連イ…
-
満を持して日本進出を果たした「BuzzFeed」は日本でも成功できるのか
2016年1月19日にヤフーとの合弁で日本でもサービスを開始した「BuzzFeed」。政治からコミカルなネタまで幅広く扱い、ソーシャルメディアをうまく活用することで人気を高めてきたBuzzFeedだが、米国などでの成功をそのまま日本でも実現できるのだろうか。
日経クロステック Special
What's New
経営
- 経営の見える化を目指すマイナビの挑戦
- 「クラウド時代のあるべき運用」を熱く議論
- 大企業にもキントーンの導入が進む理由
- 製造業DX「データドリブン経営成功のシナリオとは」
- NTTドコモ支援の実践型教育プログラム
- ジェイテクトエレクトロニクスのDX事例
- NTTデータに優秀なデジタル人財が集まる理由
- オリックス銀行×富士通時田社長 特別鼎談
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- イノベーションの起爆剤
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は
- SAPプロジェクトの全体像をいかに描くか
- DX時代、IT人財/組織の“理想像”は?