新経済サミット2015レポート

「欧米に遅れているというのは誤解だ」、日本発IoTベンチャー3社が語る

2015/04/16 清嶋 直樹=日経コンピュータ
写真1●「世界を担う日本発のIoT」セッションの様子
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 2015年4月7日、東京都内で開催された「新経済サミット2015」の中で、「世界を担う日本発のIoT」とセッションが行われた(写真1)。日本に拠点を置くものづくり分野のスタートアップベンチャー企業3社と、総務省・経済産業省から計5人が登壇。各社の取り組みの現況や、政府の取り組みについて議論した。モデレーターはABBALab(アバラボ)の小笠原治CEOが務めた。

 企業側の3人はそれぞれ製品を持参し、事業内容を説明しつつ「日本発」であることの意義を語った。WiL(ウィル)共同創業者ジェネラルパートナーの西條晋一氏は、同社とソニーが合弁で設立したQrio(キュリオ)のスマートロック製品を披露した(写真2、関連記事:ソニーがWiLとスマートロック事業の合弁会社「Qrio」)。

写真2●WiL(ウィル)共同創業者ジェネラルパートナーの西條晋一氏
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 日本のベンチャー企業は米シリコンバレーなど海外の企業に比べて動きが遅いとみられがちだが、西條氏はこう反論した。「個人的に不動産投資をやっているが、鍵の受け渡しが大変で、スマートロックで何とかできないものかと考えたのが2014年のこと。同年秋ごろまでにプロトタイプを作り、2015年8月に発売する予定だ。実際に1年程度で製品化できている。しかも、既に3500個以上のオーダーが入っている」。

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