ラズパイで作ろう! ゼロから学ぶロボット製作教室
目次
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第5回 ロボットの目をWebカメラで実現(1)
Webカメラの画像をスマホに転送
ロボットの目を作りましょう。目はWebカメラで作ります。Webカメラは「Logicool HD Webcam C270m」を使います。連載の最後で「耳」を作るとき、このWebカメラに付いているマイクを使えるので一石二鳥です。ほかのWebカメラでもラズベリーパイで利用できるものは多数ありますが、購入…
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第5回 ロボットの目をWebカメラで実現(2)
RasRoboコントローラーに映像を組み込もう
続いて、Webカメラから送られてくる映像を図6のようにRasRoboコントローラーへ埋め込んでみましょう。とても簡単に実現できます。RasRoboコントローラーのHTMLファイルは「rasrobo.html」ですが、これは「/usr/share/webiopi/htdocs」というディレクトリー(…
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第5回 ロボットの目をWebカメラで実現(3)
スピーカーで「口」を作ろう
次にRasRoboにおしゃべりをさせてみましょう。ロボットにおしゃべりさせるために必要なハードウエアはスピーカーです。スピーカーには「アクティブスピーカー」と「パッシブスピーカー」の2種類があるので注意してください。
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第5回 ロボットの目をWebカメラで実現(4)
女性の声に変えてみよう
Open JTalkにデフォルトでインストールされているのは男性の声ですが、音声データを追加すれば女性の声に変えることもできます。「MMDAgent」が提供する「メイちゃん」の音声データを使わせてもらいましょう。
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第5回 ロボットの目をWebカメラで実現(5)
ブラウザーから指示してロボットにしゃべらせよう
RasRoboコントローラーからロボットにおしゃべりさせるため、WebIOPiの機能の拡張する手順の続きです。前回は四つの手順のうち一つ目を実践しました。今回は二つ目以降の手順を実践していきましょう。
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最終回 音声リモコンでロボットをコントロールしよう(1)
耳をマイクで作ろう
いよいよ連載も大詰めです。この最終回では、ロボットの耳を作ります。人間が話す言葉を認識して、命令通りに動くロボットにするのが目標です。最終的には、次の動画のように音声の指示で動くロボットを完成させましょう。
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最終回 音声リモコンでロボットをコントロールしよう(2)
言葉を認識させよう
言葉を認識するソフトウエア(音声認識ソフトウエア)として、オープンソースで開発されている「Julius」を利用したいと思います。以下の手順に従って、必要なソフトウエアをインストールしてください。ダウンロードにはかなり時間がかかります。
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最終回 音声リモコンでロボットをコントロールしよう(3)
音声リモコンのひな型を作成
前回の連載で作成した「jtalk.sh」は、コマンドとしてターミナルから実行することができました。GPIOピンのON/OFFのコントロールもコマンドから直接実行できるようにしておくと便利です。なぜなら、Juliusが音声で命令を受け取ったら、Pythonプログラムの中からこれらのコマンドを呼び出す…
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最終回 音声リモコンでロボットをコントロールしよう(4)
音声リモコンを作り上げよう
図23がJuliusクライアントの完成版です。このプログラムが読み込まれると「音声リモコンを起動しました」というメッセージがスピーカーから流れます。そのメッセージを確認したら、声で命令することができます。
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最終回 音声リモコンでロボットをコントロールしよう(5)
ついにロボットが完成!
音声リコモンをすぐに使えるように、ラズベリーパイが起動すると同時に、JuliusサーバーやJuliusクライアント(voice-remocon.py)が自動起動するようにしましょう。前回説明したように、「rc.local」という特殊なスクリプトファイルを使えばラズベリーパイの起動時に特定のプログラ…
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