次にRasRoboにおしゃべりをさせてみましょう。

図10●アクティブスピーカーとパッシブスピーカーの違い
図10●アクティブスピーカーとパッシブスピーカーの違い
[画像のクリックで拡大表示]

 ロボットにおしゃべりさせるために必要なハードウエアはスピーカーです。スピーカーには「アクティブスピーカー」と「パッシブスピーカー」の2種類があるので注意してください(図10)。

 アクティブスピーカーはアンプという増幅器が付いているので、単体で音を大きくできます。一方のパッシブスピーカーは外部のアンプに付けて使うことを前提にしているので、アンプなしでは大きな音を出せません。下手すると小さい音すら出ないでしょう。

 アクティブスピーカーではアンプを動かすための電源を、USBケーブルや電池などから供給しています。ですから、電池付きのスピーカーであればアクティブスピーカーです。

 ここでは、Amazonで購入した「アンプリファイドプラグインスピーカー VRS203BKブラック 2184ai」(2015年8月6日時点で1691円)を使います(図11)。延長ケーブルも忘れずに購入しておいてください(図12)。図13のようにラズベリーパイのステレオミニジャックにつなぎます。

図11●アクティブスピーカーの「アンプリファイドプラグインスピーカー VRS203BKブラック 2184ai」
図11●アクティブスピーカーの「アンプリファイドプラグインスピーカー VRS203BKブラック 2184ai」
[画像のクリックで拡大表示]
図12●延長コード
図12●延長コード
写真はエレコムの「EHP-CT13G/03BK」で長さは30cm程度で十分(価格は300円程度)。
[画像のクリックで拡大表示]
図13●ラズベリーパイにアクティブスピーカーをつないだところ
図13●ラズベリーパイにアクティブスピーカーをつないだところ
[画像のクリックで拡大表示]