Pythonは「パイソン」と読みます。Pythonは初心者にも扱いやすい汎用のプログラミング言語で、特に欧米を中心に海外で人気がある本格的な言語です。英国生まれのRaspberry Piでは、このPythonが広く使われています(ラズベリーパイの「パイ」はパイソンの「パイ」です)。

図27●テキストエディタを起動する
図27●テキストエディタを起動する
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 ここではScratchのようなGUIを使わず、Pythonを使ってLチカに挑戦してみましょう!

 まず、「Menu」-「アクセサリ」-「Text Editor」を選択し、テキストエディタを起動してください(図27)。起動したら、テキストエディタのメニューから「ファイル」-「開く」を選択し、ポップアップしたウィンドウの左端にある「場所」の一覧の中から「pi」を見つけて開きます(図28)。その中にある「blink11.py」を選択して右下の「開く」ボタンを押します。

図28●サンプルファイル「blink11.py」を開く
図28●サンプルファイル「blink11.py」を開く
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 ここで開いたファイル「blink11.py」の最後に付いている「.py」は拡張子と呼ばれ、そのファイルが何者なのかを示す目印として利用されます。「.py」はPythonのプログラムファイルだという目印です。