ステップ3:環境を設定する

 デスクトップが起動したら、画面左上のメニューの並びにある「LXTerminal」をクリックして(図27)、「LXTerminal」を起動してください。

図27●デスクトップ左上のアイコンで「LXTerminal」を起動
図27●デスクトップ左上のアイコンで「LXTerminal」を起動
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 LXTerminalでは、デスクトップを起動する前と同じようなプロンプトが出ています(図28)。

図28●LXTerminalの画面
図28●LXTerminalの画面
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 ここで次のコマンドを実行して、前回終了させたシステム設定ツールを再度起動します。

$ sudo raspi-config 

 起動した設定ツールでは、カーソルキーや[Tab]キー、[Enter]キーを使って設定してきます。早速、システムの環境を日本語に切り替える作業をしていきましょう。図29~32に従って作業を進めてください。

図29●「4 Internationalisation Options」を選択([Enter]キーを押す)
図29●「4 Internationalisation Options」を選択([Enter]キーを押す)
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図30●「I1 Change Locale」を選択
図30●「I1 Change Locale」を選択
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図31●そのまま[Enter]キーを押す
図31●そのまま[Enter]キーを押す
[PageDown]キーなどで下にスクロールすると、日本語を示す「ja_JP.UTF-8 UTF-8」に「*」マークが付いていることが確認できるので、そのまま進める。ちなみにカーソルを合わせてスペースキーを押すと「*」をオンオフできる。
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図32●「ja_JP.UTF-8」 を選択(既定の環境を日本語「UTF-8」に設定)
図32●「ja_JP.UTF-8」 を選択(既定の環境を日本語「UTF-8」に設定)