イタリア料理店をチェーン展開するサイゼリヤは2015年10月、統合店舗情報データベースを本格稼働させた(図1)。チェーン店の運営にあたっては、出店から退店、移転に至る「ライフサイクル」に従って店舗それぞれが抱えるさまざまな情報を本部で管理する必要がある。以前のサイゼリヤは、各店舗で発生する情報は部署ごとに管理していた。
新しいデータベースにより情報の一元管理を実現。分析したうえでデータに基づく経営判断を下すなどが可能になった。採用したのは、SCSKのチェーン店向け店舗情報管理システム「Negozio(ネゴシオ)」である。