さまざまな“モノ”がインターネットにつながるIoT(Internet of Things)は、モノを通じて人に新しいサービスを提供する仕組みです。モノとしてのデバイスに注目が集まりがちですが、IoTを構成する要素はそればかりではありません。IoTデバイスが使用すべき無線技術やマイコンボード、プロトコル、持ち運びやすさなど、気に掛けるべき要素は多岐に渡ります。これらの要素が現在どうなっているのかを、技術的に検証を加えながら解説します。
連載
技術で理解するIoT
目次
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[Part5 未来]半導体技術の進化が新しい用途を生む
IoTが注目を集め、ここ数年でメガネや腕時計・腕輪型のウエアラブルデバイスが多数登場した背景には、半導体技術の進化があります。
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[Part4 実例]小型マイコンボードでIoTデバイスを開発
実際にIoTデバイスを開発するには、様々な技術要素が必要になります。Web系の開発であれば、クラウド上でサーバーを確保できるので、パソコンさえ手元にあれば事足ります。しかし、モノが絡む開発は一筋縄ではいきません。
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[Part3 インターネット接続]ゲートウエイか単体か、それが問題だ
IoTデバイスは、サイズと消費電力で特性が変わります。ウエアラブルデバイスのように、体に身に着けるモノは、大きさに限界があります。そのサイズを小さくしなければなりません。しかしそうすると、今度は駆動させるバッテリーが問題になります。
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[Part2 無線技術]Wi-Fi、Bluetooth、ZigBeeから選ぶ
IoTデバイスの多くは無線ネットワーク技術を利用します。有線で接続すると物理的な配線の処理が必要になり、いつでもどこでも使える状態にはならないためです。
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[Part1 プロローグ]IoTとはなんだろう? 改めて考えてみる
最近はIoT(アイオーティー)(Internet of Things)という言葉をよく目にするようになりました。直訳すると「物(モノ)のインターネット」となりますが、ちょっとピンと来ないですよね。
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