仮想マシンや仮想ストレージなどのIaaS分野で世界シェア首位のAWS(Amazon Web Services)。先行してAWSの本格活用を始めたITの現場は、従来のオンプレミス環境にはない“想定外”に直面し、それに対処してきた。10社の事例を通して、AWS活用の成功ノウハウを学ぼう。
連載
10社の事例に見る失敗しないAWS
目次
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データ連携の仕組みを作る
システム基盤に関する構築、改修、拡張のスピードが上がり、コスト削減も期待できる―。
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想定外への対処法――運用編
運用性については、異なる二つのポイントに注目して紹介する。
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想定外への対処法――システム移行編
既存システムをAWSに移行する方法は大きく二つある。
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想定外への対処法――データ連携編
AWSの活用を進める過程で、新規に構築したり移行したりしたAWS上のシステムと、オンプレミス環境のシステム間での「データ連携」は欠かせない。アイレットの吉田真吾氏(cloudpack事業部 エバンジェリスト ソリューションアーキテクト)は「システム間のつながりが複雑になるので、想定外の事態が起こり…
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想定外への対処法――可用性編
AWSはSLAの稼働率が99.95%の仮想マシン(EC2)を提供する。これを使って可用性を高めたり、障害復旧時間を短くしたりするのは、ユーザーの責任だ。全農ビジネスサポートとガリバーインターナショナルの事例から、可用性を高めるノウハウを学ぼう。
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想定外への対処法――コスト編
AWSは必ずしも安くない─。「工夫せずに使うと、従量課金のランニングコストが“想定外”に高くなる」(ISIDアドバンストアウトソーシング アドバンストテクニカルサポート事業部 プラットフォームサービス3部 久保敦志氏)。そう指摘する声は多い。
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ミサワホームが直面した想定外
「システムの大半をAWSへ移行する」―。ミサワホームの宮本眞一(企画管理本部 情報システム部長)は決断した。同社は2011年から、自社の全システムを対象にした再構築プロジェクトを進めている。その方針として掲げたのが、冒頭のAWSへの移行だったのである。
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