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業務で活用するスマートグラス

異色のスマートグラス、ソニー「SmartEyeglass Developer Edition」を試す

末次 章=スタッフネット 2015/05/29 ITpro

 ソニーは2015年3月27日、AR(拡張現実)スマートグラス「SmartEyeglass Developer Edition(SED-E1)」を発売した。5月下旬時点で、国内では(ソニーのWebサイト)から10万円(税別)で注文できる。

 スマートグラスとしては後発の製品となるが、PCもスマートフォンもカラー表示が当然という時代に、あえて緑単色、256階調表示という異色の製品だ。

 開発者向けベータ版の製品(購入規約に「お客様は本製品の全ての機能およびサービスが十分に稼働するわけではないことを予めご認識の上で本製品をご購入いただくものとします」との一文がある)ではあるものの、業務アプリに利用できる透過型スマートグラスとして、米グーグルの「Google Glass」、米ビュージックスの「M100 Smart Glasses」、セイコーエプソンの「MOVERIO BT-200」に続き4機種目となる。筆者が所属するスタッフネットでもSED-E1を入手して評価した。その結果を解説する。

画面1●ソニーの「SmartEyeglass Developer Edition(SED-E1)」のWebサイト
[画像のクリックで拡大表示]

 ソニーのWebサイトを見ると、「SmartEyeglassは、AR(拡張現実)の世界を体験できる軽量の両眼透過式メガネ型端末です」とある。しかし、ARと言われても、イメージがわかない人も多いだろう。 また、AR スマートグラスと従来のスマートグラスの何が違うのかという疑問もあるだろう。SmartEyeglassの利用シーンを通じて解説しよう。

ARによるナビゲーションの例

―― 川辺信一は、お台場ソフト(株)入社5年目のITエンジニア。廊下で、上司の課長から呼び止められた。

課長:これがソニーから新しく出たARスマートグラスだ。君はGoogle Glassの経験があるので、これを評価してほしい

川辺:ARスマートグラス? どんなものか楽しみです

課長:午後は、君と一緒にA社に訪問予定だ。話のタネに、このARスマートグラスを持っていこう

 その日の午後、川辺と課長はA社へ出発。最寄りの駅に30分ほど早く着いた。

課長:まだ時間があるので、コンビニでATMを使いたい。せっかくなのでSmartEyeglassを使って探してみよう

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