身近なオープンデータを使って、プログラミングをしなくてもアプリケーションを作れるサイトがある。一般財団法人リンクデータが運営する「LinkData.org」である。オープンデータのノウハウやプログラミングのスキルがなくてもデータやアプリを公開できる。同じデータをハブにしてアプリが連携する次世代アプリマーケットを提唱しているほか、オープンデータによる不正防止、ビジネス展開も狙っている。データ活用の身近な未来を紹介しよう。
連載
プログラミング不要!身近なオープンデータでアプリを作る
目次
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[3]オープンデータで不正防止、ビジネス展開も
LinkData.orgは、理化学研究所の生命情報基盤研究部門長で一般社団法人リンクデータの代表理事も務める豊田哲郎氏らの研究グループが開発した。学術分野で大規模なデータを扱う仕組みを商用向けにシンプルにして、ビジネス展開を検討している。
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[2]主役はデータ、LinkData.orgでアプリを連携
一般社団法人リンクデータの豊田哲郎代表理事は「LinkData.org」について、「誰でも動画を公開できるYouTubeと同じように、オープンデータやアプリを公開できるWebサイト」と話す。データが主役となって複数のアプリが連携できるようになるため、アプリマーケットのあり方も変えそうだ。
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[1]誰でも簡単!オープンデータアプリを公開しよう
身近なオープンデータを簡単に公開して、アプリ化できる注目されているWebサイトがある。「LinkData.org」だ。理化学研究所 生命情報基盤研究部門長の豊田哲郎氏や、同情報基盤センター リサーチアソシエイトの下山紗代子氏らの研究グループが開発し、2014年10月に一般社団法人リンクデータを立ち…
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