いまやウェブページは、企業の業績を左右するほどの力を持つようになった。だからこそ、商品販売、宣伝・プロモーション、オウンドメディアなど、さまざまな情報発信の場として、ウェブページが重要視されている。広告宣伝費もインターネットだけが伸びており、ほかの主要媒体は減少傾向にある。

 ウェブページで、デザインやビジュアルとともに重要な役割を担うのが「文章」だ。あなたは、来訪者が読みたくなる「ウケる文章」を書けているだろうか? もしくは、あなたの会社のウェブがウケる文章で構成されているかをきちんと判断できているだろうか?

 ここでいう「ウケる」とは、書き手が発信する情報を、よりたくさんの人に読んだり、受け入れてもらうこと。これこそ、ウェブの文章、言い換えれば、ウェブライティングの目的そのものである。

 会社のウェブページからECサイト、ブログやSNS(交流サイト)といったソーシャルメディアまで、さまざまなメディアでウケる文章を書くコツ(秘訣)をクイズでチェックしていこう。

問1:ウェブの文章を書く際には、構成に気を配っているか?
 文章の構成とは、内容の順番と考えてよいだろう。ウェブの文章で構成を意識しているだろうか? 小学校のときに習った構成の基本をすっかり忘れてしまっている人も多いに違いない。さて、あなたは次の4つのうち、どのタイプだろうか?

(1)なるべく起承転結を心がけている
(2)いつも同じ構成で書くと読みやすいと思っている
(3)構成よりも、キャッチーな文章の方が大切
(4)内容に合わせて構成を考えている