いまやウェブページは、企業の業績を左右するほどの力を持つようになった。だからこそ、商品販売、宣伝・プロモーション、オウンドメディアなど、さまざまな情報発信の場として、ウェブページが重要視されている。広告宣伝費もインターネットだけが伸びており、ほかの主要媒体は減少傾向にある。

 ウェブページで、デザインやビジュアルとともに重要な役割を担うのが「文章」だ。あなたは、来訪者が読みたくなる「ウケる文章」を書けているだろろうか? もしくは、あなたの会社のウェブがウケる文章で構成されているかをきちんと判断できているだろうか?

 ここでいう「ウケる」とは、書き手が発信する情報を、よりたくさんの人に読んだり、受け入れてもらうこと。これこそ、ウェブの文章、言い換えれば、ウェブライティングの目的そのものである。

 会社のウェブページからECサイト、ブログやSNS(交流サイト)といったソーシャルメディアまで、さまざまなメディアでウケる文章を書くコツ(秘訣)をクイズでチェックしていこう。

問1:人が思わず読んでしまう内容とは?
 人は、当然ながら、自分の関心を引かないものは読みたくない。では、どんな内容にこそ関心を抱くのだろうか?次の2つのどちらを読みたくなるか考えてみてほしい。

(1)知っていると得をすること
(2)知らないと損をすること