シリコンバレーに、待望のアメリカンフットボール用スタジアムがオープンした。San Francisco 49ersの本拠地で、2016年のスーパーボウル開催も予定されている。地元企業のハイテク技術が満載されたスタジアムだ。早速開幕戦を観戦。話題のハイテク・スタジアムを体験してきた。

出典: VentureClef
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エコとハイテクがキーワード

 このスタジアムは「Levi's Stadium」という名称で、8月17日に最初の試合が行われた(上の写真)。対戦相手はDenver Broncos。観客席は満席で、7万人近いファンが詰めかけた。

 このスタジアムの特長はエコとハイテク。スタジアムにはNRG Energy製ソーラーパネルが設置され、電力をスタジアムに供給する。Levi's Stadiumは、LEED(環境に配慮した建物に与えられる認証システム) Goldの認定を受けた初めてのフットボールスタジアムとなった。49ersは0対34で大敗を喫したが、ファンの関心はスタジアムの最新技術に集中した。