スタートアップ企業の代表者は何を考えて事業を起こしているのか。今週公開している「起業家の熱い思いを聞く! スタートアップ魂」では、若手実業家の生の声を聞くことができる。彼・彼女らに共通しているのは、「社会を良くしたい」「人の役に立ちたい」という熱い思いだ。

 例えば、統計分析ツールを提供するサイカの平尾氏は、次のように語っている。

父が勤めていた会社が倒産したことにあります。父の勤務先はかなり大きな会社で、ニュースでも大々的に報じられました。そして多くの方が、倒産によって過酷な状況に追い込まれました。こうした悲しい状況をどうにかしたい。世の中の悲しみをなくしたい。それ以来、このようなことを人生の指標として生きてきました。(引用元:データ分析で悲しみを減らす


 子育て支援サービスを提供する「AsMama」の甲田氏は、共働き世帯の悩みに寄り添う。

共働きで子育てをしていると「一時的に子どもを預けたい」「今日だけ保育園への送り迎えを頼みたい」といったことがよくあります。延長保育やベビーシッターの利用は経済的な負担が重いので、できればご近所や親に頼みたいが、顔見知りは少ないし、近くに親もいない。そんな方のために、「子育てシェア」事業を展開しています。(引用元:地域の子育て、SNSでシェア


 FiNCの溝口氏が解決しようとしているのは、こんな人の悩みだ。

日本には肥満者が約3000万人いて、そのほとんどがダイエットを経験していると言われています。ある調査結果では、5キロ以上痩せたい人は約48%にも上ります。ただ、自分に合う方法が分からない、忙しいといったハードルがあり、たとえそうしたハードルを越えても成功率はごくわずか。リバウンド率も高いのが現状です。(引用元:アプリ×栄養士で健康支援

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