直井研究員(以下、直井):所長~。また、所長の名前が間違っているメールが届いていますよ!
平野所長(以下、平野):どれどれ。
ビジネスメール研究
平野友郎様
いつもお世話になっております。
直井:いつものパターンですね。
平野:まったく……。ここまで多いと仕方がないと思い始めるね。私の名前は「平野友朗」だ。このコラムで何度も書いているのに、相変わらずこのような間違いが絶えない。
直井:あ!ビジネスメール研究所の「所」も抜けています。入力ミスでしょうか。
平野:どうだろうね。
直井:それにしても所長の名前が「友郎」になっている間違いは多いですね。これだけ間違えられると、どれが自分の名前か分からなくなりませんか?
平野:さすがにそれはないが、いい解決策はないものだろうか。
直井:ありますよ!
平野:ほ~。名案があるのかい?
直井:はい!ビジネスネームを使って「平野友郎」にしましょう。それなら「友朗」と「友郎」のどっちでも違和感がなくなるんじゃないでしょうか?
平野:そんなの解決じゃないよ。ちなみに、直井さんは名前を間違えられたことはないのかな?
直井:「直江様」ってメールをもらったことがあります。あと、電話で話した人から「青井様?」って聞き返されたことがあります。たぶん、音が似ているからだと思います。
平野:頭の中で音を変換して間違えたんだろうね。