平野所長(以下、平野):直井さん、3日前に送ったメールの返事がまだだよ。

直井研究員(以下、直井):そんなはずはありません。全部、返事をしていますよ。

平野:もう一回メールボックスを見てごらん。きっとあるから。直井さんには1日20通くらいメールを送っているからね。ときどき漏れてしまうのは仕方がない。

直井:まったく、すぐ疑うんですから・・・・・・。

平野:まずは確認してね。

直井:・・・・・・あ!ホントだ!ありました。メールが、かくれんぼうしていたんですかね?気付きませんでした。

平野:メールは勝手に動かないし、かくれんぼうをして遊んだりもしない。

直井:ふぅ〜〜。返信っと。それにしても、こういうのを弘法にも筆の誤りって言うんですよね。

平野:う〜ん。それは自分で言う台詞でもないし。そこまで偉い人になっていないよ。直井さんなら「河童の川流れ」くらいで十分だ。

直井:河童が流れるくらい、スイスイ泳ぐ。気持ちいいですね〜。夏はやっぱり海水浴。

平野:いや、「猿も木から落ちる」かな。

直井:ウキー!

平野:(まったく嫌みが通じない・・・・・・)ところで、先日、発表した『ビジネスメール実態調査2015』の「ビジネスメールを受け取り、返信が遅れてしまうことはありますか」という設問は、なんて答えたんだい?

直井:「たまにある」って答えました。遅れるのは2〜3日に1通くらいですから。しかも全部所長のメールだけです!

平野:まったく・・・・・・。多くの方が「24時間以内」に返信するように心がけている。でも、どうしても一部のメールは返信が遅れてしまうようだね。直井さんもその1人だ。実際に、実態調査のデータを見てみると、それがよく分かるよ。