直井研究員(以下、直井):前回から始まった「基礎からしっかり確認シリーズ」ですが、今日はどんなテーマにしましょうか?

平野所長(以下、平野):いつの間にかシリーズになっているね。

直井:はい!重要なことは何度も繰り返す。それが鉄則です。一度、基礎を学んだからといって身についているとは限りませんし、前に基礎を学んだときは90%くらい理解できていても、残りの10%、理解できていない、あやふやな知識で損をしているかもしれません。

平野:なるほど。身につくまで何度も学んだほうがいいし、10%のあやふやな知識で失敗をしたり、相手を不快にさせたりしているかもしれないから、その残りの10%もしっかり身につけたいね。

直井:だから、私たちも、こうして角度を変えて何度も基礎からみっちりお伝えしたいんです。「ただ知っている」だけではだめですし。

平野:というと?

直井:「できているか」どうかが重要です。メールの書き方が分かっていても、できていないなら意味がありません。分かっていること、知っていることを意識せずにできているか。そこがポイントになります。

平野:なんだか今日は冒頭からしっかりした解説だね。

直井:そうですか?いつもと同じだと思いますが。

平野:いや、気合いが入っているよ。

直井:気合いといえば、ビジネスメール実態調査2016の回答の締め切りまでのカウントダウンは始まりました!所長と無駄話をしている暇はありません。

平野:あと4日しかないからね。最後まで頑張ろう!では、さっそく今日のテーマを発表しようか。前回は、相手のメールボックスの中で認識してもらう方法を解説した。今日は、メールを開いてもらった後に、どうしたら読んでもらえるのかを解説しよう。

直井:メールの本文そのものの話ですね!