アルゴリズムとAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)が次のキーワードとして注目されるかもしれません。ソフト開発に関わる方なら、当たり前すぎる言葉だと思われるでしょうが、「データでなく『アルゴリズム』に刮目せよ 変わる企業ITの根幹」を読んで、こんなことを考えました。

 アルゴリズムだけでなくAPIを加えたのは、少し前に「エバーノート講演、『PCとスマホの違いは画面サイズではなく“スナック化”』」を読んでいたからです。ITpro EXPO 2015で実施した、米エバーノートのフィル・リービン会長の講演をまとめたものですが、同氏はファイル、続いてアプリという概念が消滅する可能性があり、その後のカギを握る存在としてAPIを挙げています。

 ファイルからアプリ、APIの流れに倣うなら、ビッグデータから人工知能(AI)、アルゴリズムと言えるでしょうか。開発者の重要性がさらに高まる気がします。