ITproの人気連載に芦屋広太さんの「ひとつ上のヒューマンマネジメント」があります。今日は30回にわたって続いた「仕事を成功させる思考術」シリーズの最終回でした。

 タイトルの「ある3人のシステム部員の20年後」が気になりました。同期で入社し、3年目にはそれほど評価されていなかった人物が20年目には一番高く評価されるようになった、という事例を紹介したものです。

 記事では、「欠点と言われた『軽さ』は『スピーディ』という長所に代わり、今の時代に合致した能力を持つと高く評価されるようになった」とあります。時代の変化で評価のポイントが変わったということでしょうか。

 20年後も働いているという方も多いと思います。そのころには、短所と思われていた特徴が長所だと、あるいはその逆だと判断されるかもしれません。

 時代に向き合いながら働くのが簡単ではないのだけは確かです。仕事を成功させる思考術を読み返して、考えます。