ハードウエア関連で読み応えのある記事を続けて読みました。これだけ集中するのは珍しい気がします。

 「最大2年の遅れが決まったポスト『京』開発の裏事情」、「ハードの会社にソフトは無理?、米大手が相次ぎ事業売却『』」、「人工知能の黒歴史となった『第5世代コンピュータ』」がそうです。「日本企業の末路[第3回]~ITの盟主も安泰にあらず、危機感の欠如が身を滅ぼす」を加えてもいいかもしれません。

 いずれも単純に明るいと言える内容ではありません。ハードウエアを開発し、成功させるのは考える以上に難しいことなのでしょう。クラウドがハードメーカーの在り方をさらに厳しいものにしています。

 昨日の日記は、「IT人材、ソフト、プロジェクト」でしたが、ハード、ハードメーカーについても、この連載を開始して以来、ずっと考えてきました。ITはハードなしには存在しないからです。

 ハードの世界はどこに向かうのでしょうか。クラウドの勢いやハイパーコンバージドシステムに関心を持つ一方、もっとNFHIといった言葉を目にしたい自分がいます。