立て続けに驚く記事を読みました。「Google、API管理プラットフォームのApigeeを買収へ」、「日本ヒューレット・パッカード、ディープラーニングに特化したGPU高密度サーバー」、「IDCフロンティア、9月10日を『クラウドの日』に制定」の3本です。

 企業が迅速にデジタルサービスをスタートさせるための手段として、Web API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)への関心が高まっています。最初の記事は、この分野のキープレーヤーである米アピジーが買収された、しかも米グーグルに、という点に驚きました。企業向けサービスの強化を見据えてのものでしょうか。

 2番目の記事は、ディープラーニングに特化したサーバーを、日本ヒューレット・パッカードのような大手メーカーが発売したということに驚いたのです。クラウド事業者なのか、一般企業が採用されるのか、市場での受け入れられ方が気になります。

 最後の記事は、「クラウドの日」ができた、という事実そのものに驚かされました。なぜ9月10日かと考えていたのですが、「『ク(9)ラウド(10)』の語呂合わせ」ということです。