「システム倒産」という聞き慣れない言葉が目に飛び込んできました。「日本企業が『システム倒産』を招かぬためにはシステムデザインが必要だ」を読んだからです。

 ここでいうシステム倒産は、現実というよりは、「ほとんどの企業が業務のIT化を行っている昨今では、情報システムが常に正常に動作していないと仕事にならない」(上記記事)なかで、システムトラブルが倒産を引き起こしかねない、といった警告の色彩が強いものです。

 システム倒産を現実のものにさせないために、何が必要なのかが、記事の趣旨なのですが、「システムデザイナーの育成に真面目に取り組む必要がある」という指摘には強く同意しました。分かっていても難しいことなのですが。