9月は、目の離せないニュースが続きそうです。アップルによる新しいiPhone 6の発表はほぼ間違いないでしょうが、新版のWindowsが加わるかもしれません(関連記事:Microsoft、9月30日に「Windows 9」発表イベントを開催か)。

 Android陣営との戦いを続けるiPhone新製品の注目点は、これまでより大きい5.5インチの画面に対応するかでしょう。7インチクラスのタブレット市場、さらにはスマホに最適化したウェブサイトのデザインにも影響を与えそうです。

 世界でも日本はiPhoneのシェアが高い国です。オンラインメディアであるITpro編集長の筆者も興味を持っています。

 次のWindowsでマイクロソフトが示す方向にも強い関心が集まるでしょう。タブレットを意識したWindows 8は思ったような成果を上げられませんでした。スタートメニューの復活などが噂されているようですが、PCとタブレットの双方に最適化したOSの姿を見ることになるのでしょうか。

 今年に入って、タブレットの売り上げに陰りが見え始めています(関連記事:M世界タブレット市場、出荷台数が初めて前年割れ、小型機の需要低下で)。iPhoneやWindowsの新版は、傾向に拍車をかけるかもしれません。

 新製品を使うのはもちろんですが、どんな製品になるのかを予想するのもなかなか楽しいものです。1年前の2013年9月には、2社以外から注目の発表がありました。中旬にはアマゾン・ドット・コムがタブレットの新製品である「Kindle Fire HDX」です。今年もあっと驚く新製品が、別の企業から発表される可能性もあります。

 どの企業からであれ、市場を驚かせる新製品が発表された場合、ITproでは早く、そして詳しくレポートしていきます。ITproの熱い9月にご期待ください。