「300万回線も残るISDN、迫る終了のインパクト」という記事を公開しています。古い技術になったISDNですが、企業ではまだまだ重宝されているのが分かります。

 記事によれば、「(1)帯域保証、(2)広いカバーエリア、(3)短期間で開通、(4)低コスト」という四つのメリットがISDNにはあり、「IP網を使った現状のサービスで、これら四つのメリットを実現できるものがない」といいます。ニーズには理由があるのです。

 CPUなら速ければ速いほど、ネットワークなら太ければ太いほどいいと考えがちですが、利用する側にとっての価値はさまざまです。破壊的イノベーションという言葉を思い出しました。