クラウドの戦いが続いていると感じさせられる記事を続けて読みました。

 1本目は「Amazon.comのQ2決算は市場予想を上回る増収増益、クラウド事業も好調」です。記事には、「AWSの売上高は28億8600万ドルで前年同期比58%成長し、営業利益は同135%増の7億1800万ドルとなった」とあります。

 第2四半期は全社の営業利益が12億8500万ドルですから、過半を占めることになります。2106年の年間売上高が100億ドルを超えるのも間違いありません。勢いを感じます。

 もう1本の記事は、「OracleがクラウドERPのNetSuiteを93億ドルで買収、Ellison会長が株式の4割保有」です。クラウドの分野では出遅れていたイメージのあった米オラクルが、大きな一手を打ってきました。クラウドERP(統合基幹業務システム)を手掛ける米ネットスイートは同社にとって大きな武器となるでしょう。

 次はどこがどんな動きを見せるでしょうか。