「手袋をした状態でも操作可能、auが高耐久スマホ『TORQUE』を25日に発売」を公開しています。最近、似た感じの記事を読んだ記憶があったので、ITproを検索すると「パナソニックが法人向けTOUGHPADの新機種、耐落下・防水性能を訴求」が見つかりました。

 スマートフォンとタブレットだけではありません。頑丈さを売り物にしたIT機器と聞いて、パナソニックのノートPCである「TOUGHBOOK(タフブック)」を思い出される方も多いでしょう(関連記事:パソコンはとっくに“専用機”と化している)。

 こういった頑丈さを追求した、いわばいじめに強い製品を見て、いかにも日本のIT製品らしいと思うのは筆者だけでしょうか。過酷な環境でも動き続ける姿からは、モノづくりの現場が生み出した品質の高さを感じます。

 腕時計の世界では、テレビ番組でプロのアイスホッケー選手がシュートしても壊れなかったという頑丈さを武器に、カシオ計算機のG-SHOCKが世界的なブームを巻き起こしました。スマホやタブレット、PC市場で国産メーカーは劣勢が続いていますが、TORQUEやTOUGHBOOKのような製品が日本のIT復活の突破口になるのではないかと、期待しています。