今朝、劇的な延長後半のゴールで、サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会が幕を閉じました。早起きして試合を見た方もいらっしゃるでしょうが、ITにかかわるなら今、注目すべきはオリンピックです。オリンピックと言っても、2016年にリオデジャネイロで開催されるオリンピックではありません。今日、開会式のあった「第26回国際情報オリンピック台湾大会」のことです。

 「『国際情報オリンピック』が台湾で開幕、世界82カ国・地域の中高生集結」を読んで、今回も始まったのかと気が付きました。記事は、国際情報オリンピックについて、「世界82カ国・地域の中学生や高校生300人超が集結し、難問に挑む。大会期間中は、2日間の競技のほか、各国代表選手の交流イベントなども予定されている」と紹介しています。

 このオリンピックでは、「技は個人戦で、各国四人が代表選手として参加する。出題された問題を解くためのアルゴリズムを考えてプログラムに実装し、実際にコンピュータ上で処理を実行。その出力結果で点数を競う。プログラミング技術もさることながら、アルゴリズムの良し悪しが勝敗を分けるという」(同記事)といいます。

 W杯や通常のオリンピックとは違った争いが繰り広げられるようです。4人の日本代表の健闘を祈ります。