サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で、日本代表のなでしこジャパンは準優勝という結果でした。2大会連続の優勝ともなれば、まさにサッカー史に残る快挙ですから、この成績は世界に誇れるものだと思います。

 勝負にまさかはありませんが、ふと日本サッカー界のIT活用が気になりました。「『ドイツサッカーのIT活用事例に学べ』――SAPジャパン福田社長」を読んだからです。

 サッカーのドイツ代表が2014年のW杯ブラジル大会で優勝したのは記憶に新しいところですが、その裏にビッグデータの活用があったというのです。詳しくは上記記事を読んでいただければと思いますが、ビッグデータ分析の結果、「ボールを持っているときの練習ばかりしていたドイツチームが、今ではボールを持っていないときの練習ばかりしている」(同記事)ように変わったといいます。

 果たしてIT活用でなでしこはもっと強くなれたのでしょうか。考えてみます。

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