データは増え続け、ストレージ市場も広がり続けるようです。クラウドの影響を受けているサーバー市場とは様相が違います。「2015年の外付型ストレージ市場は前年比7.4%増の2016億3200万円―IDC」と「年商100億円以上300億円未満の企業がストレージに求める機能は『クラウドサービスへのデータ移動』が半数―ノークリサーチ」を読んでの感想です。

 前者は外付型エンタープライズストレージシステムの国内市場に関するものです。「前年のメインフレームの大型更新の反動で」(上記記事)、2016年はいったん減るものの、17年以降20年までは少なくとも増え続けると予測しています。

 後者は中堅・中小企業のストレージの導入や利用形態などの動向を予測したものです。絶対量が増加するかどうかは不明ですが、クラウドストレージの導入意向が高まっていることは確認できます。

 データとストレージの時代は始まったばかりかもしれません。