人工知能(AI)への関心が高まっています。いかに使うかが、企業の頭の使いどころなのでしょうが、関心が高いのが、人事に関する用途だといいます。

 「社員の幸福感高めるアドバイスを人工知能が自動生成、日立が営業600人で実験開始」を読んで思い出しました。AIの力で幸福感が高まるなら何よりです。

 アドバイスの生成方法について、記事から引用します。「各個人の大量の行動データを名札型ウエアラブルセンサーから取得、人工知能で分析し、職場でのコミュニケーションや時間の使い方など、一人ひとりの幸福感の向上につながる行動についてのアドバイスを自動的に作成して配信する」です。

 同じ記事から引用しますが、アドバイスの内容は「Aさんとの5分以下の短い会話を増やしましょう」「上司のBさんに会うには午前中がおすすめです」といったものだといいます。幸福感が高まるのか、と思いましたが、意外とこういったことが有効なのかもしれません。

 日立製作所の社員はどこまで幸福になれるでしょうか。実験の結果を待ちたいと思います。