「Windows 10へ安全にアップグレードする」を公開しました。記事にもあるように、7月29日でWindows10への無償アップグレード期間が終了します。そろそろ移行しようとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 しばらく前になりますが、機は熟したと判断して、私も個人所有のノートPCのOSをWindows 7から10へアップグレードさせたのですが、思った以上に大変でした。奮闘記というほどでもないのですが、この話を書きます。

 週末の朝、移行をスタートさせたのですが、終わったのは次の週末です。知人に聞くと1、2時間もあれば終了すると聞いていたのですが、違いました。

 最初はなんということもありません。PCのWindows 10への移行を進める画面から確認すると、ハードウエア、アプリともに全て対応済みで問題はない、と出てきます。意を決して、ボタンをクリックしました。

 するとどうしたわけか、「アップグレードの準備をしています」の状態から先に進まないのです。1時間ほどしたところで、作業を中断しました。再起動させると、20個以上の更新プログラムをインストールしました。何十分かが経過します。

 気分を取り直してもう一度、スタート。今後は順調にいくように見えました。「アップグレードをインストールできます」という画面で「今すぐアップグレードを開始」を選択すると、数十分後にはWindows 10のロゴマークがPCの再起動時に示され、「Windowsをアップグレードしています」の画面で進行度合いを示すパーセントの数が増えていきます。

 そこまで早くはありませんが、昼には100%まで達するのでは、と思っていたら、83%から進まなくなりました。ファイルのコピーも機能とドライバーのインストールも終わったのに、設定の構成でストップしたままです。

 設定の構成って、そんなに難しいのでしょうか。何時間か経過しても変化しません。ネットで調べても有効な解決策は見つかりませんでした。