クラウドの波は止まりません。大企業でも中小企業でも状況は同様です。

 「Aurora事例も登場、ユーザー企業が語るAWS活用」という連載企画と、「導入予定のサーバーはクラウドが前年比2.4ポイント増の9.5%に──ノークリサーチ」が現状を教えてくれます。

 前者は、AWS Summit Tokyo 2016で講演のあったAmazon Web Services(AWS)の活用事例を取り上げるものです。企業にAWSが浸透しているのがよくわかります。「1万ユーザーのSAPをAWSに構築したアズビル、1年運用しての本音」と「IoTシステムを手組みでAWS上に開発、大阪ガスが感じた苦労」を公開しました。連載は明日以降も続きます。

 後者は、中堅・中小企業のクラウドの導入実態を知らせるものです。記事によれば、今後1年でオンプレミスのサーバーを導入すると答えた企業が4.8%なのに対して、クラウドを新規導入する企業は9.5%に達します。新規に用いるサーバーはクラウドがファーストチョイスになっているのです。

 クラウドを追いかけます。