スマートフォンの市場が変わり始めたと実感した記事があります。「2015年Q1の世界スマホ販売は19.3%増、新興国市場が急成長」です。

 成長率が以前よりも鈍化しているのもそうですが、新興国市場が勢いを増しているというのが気になりました。記事によれば「新興国市場全体の販売台数は前年同期から40%伸びた」といいます。

 さらに同記事によれば、「各国の地場メーカーや中国メーカーが新興国市場で台頭した」というのですが、最も存在感を増したのはアップルでした。中国では四半期の販売台数で初めて首位に立ち、世界でもサムスン電子との差を詰めています。

 一方でAndroidを搭載したスマホの販売台数は、アップルが好調だった中国で初めて前年割れしたといいます。結局、スマホの主役はアップルということなのでしょうか。