明日からゴールデンウイークです。恒例のゴールデンウイークのスペシャル企画をご紹介しようと思っていたのですが、NECと富士通の2016年3月期の決算発表に驚きました。こちらの話から先に書きます。

 驚いたのは、両社共に減収減益の決算だったからです。しかもシステム開発の分野で大手金融機関、マイナンバー関連などで活況が続く中の結果です。

 富士通は2017年3月期の業績予想も減収減益です。ニフティをTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化するという発表はあったものの、先行きに不安を感じさせます。NECの連結売上高の予想も2兆8800億円の微増で、3兆円回復への道のりはまだ半ばといったところ。両社が元気でないとITの世界が盛り上がらない気がします。

 両社の決算の詳細は、「NECの2015年度通期決算は減収減益、新中期経営計画で3兆円回復目指す」と「富士通の2015年度通期決算は減収減益、組織再編費などにさらに450億円」で読めます。ご一読ください。

 話をゴールデンウイーク企画に変えます。ラインアップは以下の通りです。